NANDフラッシュについて

これまでのつぶやきでも何回か取り上げているNANDフラッシュですが、当初パラレルバスの
製品としてリリースされました。(x8,x16ビットバス)

近年、NOR型フラッシュメモリでは、パラレル型からSPI(シリアル・ペリフェラル・インタフェース)に
移行しており、この流れはNANDフラッシュも同様で、現在SPI型NANDフラッシュとして各メーカから
リリースされています。

パラレル型に比べSPIは少ピン・小スペースとなりますので、基板への実装が容易になります。

NANDフラッシュ特有のデータ化けは、これまでユーザ側でのECCによるエラー訂正を行なって
おりましたが、最近は内蔵ECCによるエラー訂正が一般的になっており、ユーザシステム側の
負荷が少なくなってきています。

まだ現在もバットブロックに対する置き換え処理はユーザ側での対応が必要ですが、これもLinux
ファイルシステムでは標準化が進んでいるようです。

以前に比べ、使い勝手が良くなってきているNANDフラッシュを採用される際は、
量産書き込みにはぜひ弊社プログラマをご検討ください。

NANDパラレル：SPI NAND：SPI NORフラッシュメモリの信号線